かな料紙 - 小室かな料紙工房 -

伝統的製造方法で、書道用かな料紙を製作しています。このWebサイトでは、製作に係わる職人の立場から、かな料紙の作り方や種類など説明したいと思います。

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工房日記の記事一覧

展覧会のご案内  かなの世界

展覧会のご案内です。

 かなの世界 桑田笹舟―平安の美への挑戦―
   会場   筆の里工房  広島県熊野町
   会期   2017年11月11日(土)~12月24日(日)

    http://fude.or.jp/jp/exhibition_post/2017/09/1646/ 

パンフレットのなかに
 「知らない人にも見てほしい、かなの世界」 と、あります。

日常書道に接する機会のない方にも、ぜひ見て頂きたいと思います。

筆の里工房の熊野筆セレクトショップにて
かな料紙を置いてもらっています。

展覧会をご覧になられた方は、ぜひショップにお立ち寄りください。
今回はガラス製品も置かせてもらう予定でいます。

明日からです!

テレビ 「美しい日本に出会う旅」

テレビの撮影をしました。

 【BS-TBS  美しい日本に出会う旅】
  10月25日(水)  20時~20時30分 放送予定
    北茨城編

   http://www.bs-tbs.co.jp/utsukushii/


大子の漆、滝、真壁のお祭り、等

北関東の風景や手仕事が紹介されます。

かな料紙も取り上げて頂きました。
写真は撮影の時に作った色紙です。
季節がら菊の文様を使いました。

同じ型紙で、使っている料紙が違います。
こちらも菊文様です。

この料紙は、下記にて展示の予定でいます。

 
 常陸國総社宮「菊の園遊会」にて
  【技 いばらきの手仕事-菊にちなんで】

   11月1日〜11月12日

   
      http://sosyagu.jp/top/

お時間がありましたら、ぜひお出掛け下さい。

ギャラリートーク

日本書展の会場にて、ギャラリートークをさせて戴きます。
料紙の中でも「唐紙」をテーマに一時間の予定でお話致します。
実演も行う予定でいます。

ぜひ、お出かけください。

 10月18日(水) 14時~15時
  
   東京都美術館  日本書展会場にて

 詳しくは現代書道研究所のサイトでご覧ください。

     http://www.cosmosginga.com/nihon/tooku.htm

展示会のお知らせ

だいぶ先のお話ですが。
都内で初めての展示会を開催いたします。
 
太郎も含めて「工房展」にしたいと考えています。

 期日  2018年 平成30年
        1月19日(金)~28日(日)

 会場  ギャラリー心  上野です!
      http://www.galleryshin.tokyo/access/

「かな料紙」を知って頂く良い機会にしたいと
思っています。

2階があり、スペースに余裕があるので
何かやりたい!と考えています。

実演は是非やりたい、ですね。

皆様、よろしくお願い致します。

平成12年(2000年)の仕事

お客様から平成12年の仕事の資料を頂きました。

【集最澄書紺紙金字般若心経】
 平成12年に飯島太千雄先生がプロデュースされた、
 最澄の般若心経を製作するプロジェクトがありました。

紺紙は越前の梅田太士さんが雁皮紙を漉き、
京都の吉岡幸雄先生が天然の藍を使って染を行いました。

工房で行ったのは、その染められた紙のアクを洗い、
皺を伸ばし、料紙としての仕上げの工程でした。

この時、父(義久)69歳、私38歳!

太郎は11歳でしたが、なんと12年後に吉岡幸雄先生から
教えを受けることになります。
不思議なご縁を感じます。

仕事が終わり、皺を伸ばすために仮張りをした板を
掃除していた時、
「こんな良い色の紺紙は見る事が出来ないから、
板に付いてる紙片をとっておくように」
と、父から指示がありました。

思い出したので、棚にしまってあったものを
出してみました。

今見ても、とても良い色です。

資料をお送り頂きましたT様、
ありがとうございました。

看板の書

工房の看板を作ろうと思い、友人の書家に
揮毫をお願いしました。

「看板用の文字の下書き」と言うことで
書いてもらったのですが、ここから思いがけない展開に。

写真撮りの為、表具店さんに裏打ちをお願いしました。
そこで頂いた提案。

  ・額装してはどうでしょう?
  ・料紙でマットを作ってみては?

面白そうなので、作ってみました。

本日、額装が仕上がってきたので、投稿です。

想像していた以上に、いいなー!

書いた人が一番驚いている、でしょうか。

     揮毫   田山 稔夫
     表具   大谷清心堂

 

雪月花 (西の内和紙)

西の内和紙を使って、
創作してみました。

ハガキサイズの継紙です。


【雪】
全体の色調に迷いました。
主役は銀の切箔。

【月】
あまりストレートに「月」を
使わない、つもりでした。
左下の継紙の部分がもちろん月
なのですが、全体に夜の雰囲気が
伝わればと。

【花】
何の花と決めずに、華やかさが
出ればと。
少し赤が強すぎたと思ったのですが
和紙のおかげで、大丈夫!

今回は、「料紙だけ飾る」というお客様の
ご要望で作りました。
連作は全体のバランスも大切ですね。


西の内和紙の深さを感じる良い機会となりました。
また、ぜひ作りたい!です。

 西の内和紙 紙のさと 菊池大輔さん作

「イノシシの牙」のお話

工房の地域で民生委員をされている方に
お会いしました。
高齢者のお宅訪問。
母が79歳になるので、寄って下さいました。

お持ちのキーホルダーがなんと、イノシシノの牙!
それもご自身で作られたとの事。
イノシシの駆除をされているそうです。

イノシシの牙は、オスだけに付いています。
なかなか大きくならないらしく、
写真の牙は、100キロを超えるイノシシのものだそうです。

牙の三分の二以上は、体内に入っていて
先が少し出ているだけ。
実際の採取は、頭骨を砂に埋めて
白骨になるのを待っている。
土だと茶色くなってしまい、仕上がりが悪いとのこと。

私の持っている仕事用の牙と比べてみました。
これも60キロ以上のイノシシだそうです。
1000年以上も昔から使われている仕事の道具と聞いて
驚いておられました。

論文 「料紙加工の現代的な方法について」 金子馨著

http://inkstone-painting.com/media/%E6%96%99%E7%B4%99%E5%8A%A0%E5%B7%A5%E3%81%AE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%8E%E8%B7%A1%E8%A6%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%A5%B3%E5%AD%90/

「料紙加工の現代的な方法について」
  ―教育現場への展開を視野に―

 古筆研究家の金子馨さんが現代料紙作家の中井之山さんと
料紙製作の教育現場への普及をテーマに論文を発表されました。

専門的な知識と道具がないと、なかなか料紙製作を
伝える事が難しいという現実があります。

そこで、手に入りやすい材料と道具を紹介して
教育現場に料紙製作を、という内容です。

中井さんと金子さんの熱い思いが込められています。
ぜひ一度、お読みください。

出来るだけ多くの方に読んで頂きたいと思っています。
共感いただけましたら、シェアまたはリツイートなどで
御紹介頂けると、うれしいです。

四季の短冊


四季の短冊を作りました。


春は梅と桜のイメージです。


夏は青空の下のヒマワリを。


秋は菊の花。


冬は牡丹のイメージだったのですが
少し違った感じになってしまいました。
が、出来上がりはとても気に入っているので、
これで良しとしました。(笑)

額に入れて、一年を通して楽しんで頂けたらと
思っています。

実はこの短冊、友人に頼まれたプレゼント用です。
新築のお祝いにお贈りするそうです。
9月に頼まれて、なんと今頃の仕上がりになってしまいました。

気に入ってくれるといいな。

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