書道のかな文字を書くための用紙をかな料紙といいます。
平安時代の後半(11~12世紀)、日本独自のかな文字が発達しました。
この期間に多くの「古筆」と呼ばれる古典が残されています。
内容は、古今和歌集、和漢朗詠集、万葉集などです。
「古筆」は、装飾された和紙に美しいかな文字で書かれています。
「古筆」に使われている装飾された和紙をお手本としてかな料紙は作られています。
このウェブサイトでは、伝統的な技法でつくるかな料紙について、
出来るだけわかりやすい形で紹介したいと考えています。
一人でも多くの方が、興味を持って頂けましたら
何よりも嬉しく思います。