かな料紙 - 小室かな料紙工房 -

伝統的製造方法で、書道用かな料紙を製作しています。このWebサイトでは、製作に係わる職人の立場から、かな料紙の作り方や種類など説明したいと思います。

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野毛を作る その3


箔合わせをした合わせ箔を板から剥がします。

今度は紙に貼りついた合わせ箔から、台紙となった紙を
取り除く作業です。

合わせ箔の周り、1㎝くらい残して台紙を切ります。

バットにお湯を張り、紙の面を下にして
お湯に浮かべます。

紙が十分お湯を吸い込んだら、紙の面が上に来るように
新聞紙の上に置きます。

あて紙をして、余分な水分を取ります。

この状態で、ピンセットを使って箔から紙を
取り除きます。

合わせて厚くなったといっても、簡単に破れます。
慎重に、慎重に。

この間の写真をうまく取り込めていなかったようで
いざ使おうと思ったら、無い!

ショックですね。

で、載せた写真は、台紙を取り除いた後の
合わせ箔だけになったところです。

銀は保存しているうちに焼けてしまうので
一旦乾いてから、トメドーサを引きます。

この状態で数日乾燥します。

次に合わせ箔を、重ねます。
大体15枚から20枚くらい。

重ねた状態で、短冊状に切ります。
紙をあてて、カッターナイフで切ることが出来ます。

この状態で、桐箱に入れて保存します。

次回は、この短冊から野毛を切ります。

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