箔合わせをした合わせ箔を板から剥がします。
今度は紙に貼りついた合わせ箔から、台紙となった紙を
取り除く作業です。
合わせ箔の周り、1㎝くらい残して台紙を切ります。
バットにお湯を張り、紙の面を下にして
お湯に浮かべます。
紙が十分お湯を吸い込んだら、紙の面が上に来るように
新聞紙の上に置きます。
あて紙をして、余分な水分を取ります。
この状態で、ピンセットを使って箔から紙を
取り除きます。
合わせて厚くなったといっても、簡単に破れます。
慎重に、慎重に。
この間の写真をうまく取り込めていなかったようで
いざ使おうと思ったら、無い!
ショックですね。
で、載せた写真は、台紙を取り除いた後の
合わせ箔だけになったところです。
銀は保存しているうちに焼けてしまうので
一旦乾いてから、トメドーサを引きます。
この状態で数日乾燥します。
次に合わせ箔を、重ねます。
大体15枚から20枚くらい。
重ねた状態で、短冊状に切ります。
紙をあてて、カッターナイフで切ることが出来ます。
この状態で、桐箱に入れて保存します。
次回は、この短冊から野毛を切ります。
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