雲母摺りに使っている木版です。
大きさはA3くらいのサイズだと思って頂ければ良いかと思います。
前回アップした版木に彫りの職人さんが製作したものです。
これは、苺唐草、または花唐草と呼ばれている文様の木版です。
良く使う木版で25種類くらいあります。
何色かに染め分けた紙に何種類かの木版で模様を摺るので
組み合わせはもっと多くの種類になります。
古筆用に作るときは、色と文様はだいたい決まっているのですが
普段の製作は、色と文様の組み合わせを決めずに作ります。
ここでまたお客様からのご意見で、前回と同じものがほしいのに。
申し訳ありません。
これもまた、これからの課題で対応していきたいと思います。
今のところ、紙があるときにお求め頂くしかありません。
よろしくお願い致します。
その組み合わせも偶然から来るものもあるだろうし、その時の感覚もあるんだろうね。箔なんかもそうだろうし…職人としたら同じようにできないとと言う思いもあるだろうけど、その時の条件や感覚で変わる方がいい気もするんだけどなぁ…。かなの人と漢字の人間との違いだろうか?尽きない職人の追及の道ですね!
TOSHIOさん、ありがとうございます。(笑!)
「尽きない追及の道」というとかっこいいですが、
手探りの感じが強いです。 なかなかです。
版木だけでも芸術品です。京からかみに魅せられ版木や伊勢型紙の美しさに心奪われていたこともありました。イギリスやイタリアの手刷り版木の紙も素敵なんですが、血でしょうか…やはり日本古来の物には勝てません。
王子製紙倉庫で発見された大きな木製ロール版木で作る金唐紙も唐紙ほどの奥ゆかしさはありませんが、日本の職人の技術の素晴らしさに目を見張ったものです。
komuroさんのブログに出逢えてしあわせです。
梅花さん、ありがとうございます。
大きな木製ロール版木の製作は、考えただけで難しいと思います。
素晴らしい技術です。
金唐紙は、本当によく出来ていると思います。
いつも、ありがたいお言葉、恐縮です。
ムムムーーーー
言葉が出んくらいすごい。日本の伝統に拍手!!!
崖さん、ありがとうございます。
感心して頂けてうれしいです。
先人から受け継いだものに感謝です。