かな料紙 - 小室かな料紙工房 -

伝統的製造方法で、書道用かな料紙を製作しています。このWebサイトでは、製作に係わる職人の立場から、かな料紙の作り方や種類など説明したいと思います。

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工房日記の記事一覧

風鈴

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地域おこし協力隊の皆さんが、夏祭りのイベントで子供たちと
風鈴を作りました。

材料はすべて地元里美のものを。
お話を頂いたので、風鈴の短冊にかな料紙を使って頂きました。

今日は、わざわざ協力隊の皆さんが、報告に来てくださいました。

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うれしいですね。

竹炭を使った風鈴の音がとてもいいので、皆様にお届けです!

協力隊の皆さん、ありがとうございました。

いい季節になりました。

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すっかりご無沙汰をしてしまいました。

具引きをするのに、とても良い季節になりました。
今日は、絵の具を合わせる前に胡粉を煮るお話です。

水に漬けて置いた胡粉を、膠や顔料を混ぜる前に
一時間くらい弱火で煮ます。

胡粉は、水に漬けておくと緑色のカビ?のようなものが
発生します。

煮ることによってほとんど出ることが無くなります。

紙を染めてから長い時間が経過した時、
湿気など保存の条件が悪いと

紙の表面にカビのような斑点が出ることが有ります。
煮ることにより、かなり軽減されるそうです。

今の季節は膠の状態が良いので、加工をしていても
心地よさがあります。
腕が上がったわけではないですね。

パンフレット

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工房のパンフレットを作りました。
今日、納品でした。

「かな料紙」とは、何か。
かな料紙工房とは、何をするところなのか。

この2点をテーマにして、初めて「かな料紙」と言う言葉を聞いた方でもわかるように
作ってみました。

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パンフレットを作りたい!と思っていた時に
驚きのタイミングで、時の広告社の山本さんから
フェイスブックにアクセスがありました。

二年前、茨城県の郷土工芸品のパンフレットが作られました。「いばらき手しごと帖」です。
このパンフレットを製作されたのが時の広告社さんでした。
とても素敵なデザインでした。

パンフレットを作るときは、ここの会社に相談しよう、と思っていたので
ちょっと、話が出来過ぎです。

山本さんにパンフレットの相談をしたのが4月7日。
時の広告社さんに、見学に行ったのが4月23日。
撮影が、と順調に進んで行きました。

表紙はとてもシンプルですが、開くと素敵なデザインで
「かな料紙」が説明されています。

ウェブサイトに続いて、心強い味方が一つ増え
また地道に、かな料紙を広げていこうと思っています。

ウェアラブルカメラ

今回は、以前動画で投稿した唐紙の雲母摺りの工程を
もう一度取り上げてみました。

義弟がウェアラブルカメラを貸してくれました。
どんなものか興味深々だったので、ちょっと楽しんで使わせてもらいました。

ハチマキのようなものをして右コメカミのあたりに小型のカメラをセットします。
左手の手首にコントローラーを付けてスイッチオン。

前回もそうだったのですが、バレンで摺っている音が意外に大きいです。
すごく力を入れているように見えますが、実際は軽くしか摺っていません。

一度アップした工程の映像ですが、視点の違いを楽しんで頂けたらうれしいです。

楢材の仕入れ その2

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染料となる楢材の仕入れの続きです。

仕入れた材木は、持つことのできる大きさに切って運びます。
一人では年齢的に無理なので、当然手伝ってもらいます。

三十代まで切って運んで、全部一人でやっていましたが
もうそんな話は遠い昔の事です。

私は、チェーンソウで切る係です。
約2mある材木を、4等分します。
仕事の合間を見て、少しづつ作業します。

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切って置いたものを、運んでもらいます。
写真は、私の妹二人と義弟です。
何かある時は、声をかけると手伝ってくれる頼もしい存在です。

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少しづつ作業を進めて、搬入から約二か月。
数年に一度の工房の一大行事が終わりました。

フジコーフェスティバル

今月6と7日、フジコーフェスティバルに参加しました。会場は「つくばカピオ」。
フェスティバルは、㈱会社フジコーさんが開催している住宅関連の資材や商品の見本市です。
主に工務店の方がお客様でした。

この会社の社長さんのご厚意で、茨城県の工芸品を展示するコーナーが設けられています。

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漆作家 大西未穂さんの作品です。
地元の大子産の漆を使って、鎌倉彫と沈金の技法を得意とされています。

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かな料紙をディスプレーに使って頂きました。
とても良い感じで、嬉しい出来事でした!

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石鹸作家の深津その子さんの作品です。
ディスプレーがとっても素敵で、こつを色々と教えて頂きました。
オーガニック自然素材の石鹸は、使い心地がとてもなめらかです。

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桂雛の小佐畑孝雄さんの作品です。
結城紬を使った落ち着いた雰囲気のお雛様で、一年を通して飾ることが出来ます。

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「すずも提灯」です。
伝統的な水府提灯を作っている鈴木茂兵衛商店さんの作品です。

現代的なデザインで照明はLEDになっています。
音に反応してついたり消えたり!

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私も、色紙やハガキなど小物を中心に展示させて戴きました。

今回は出展者の方々とのお話が楽しく、またたいへん刺激になりました。
皆様、ありがとうございました。

唐紙(雲母摺り)

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大色紙の大きさの唐紙をつくっています。
今回はぼかし染めした具引き(胡粉を引いた)紙に
雲母で文様を摺る工程です。
今回も動画にしてみました。

雲母は粉状にしたものを膠とフノリで解いたものです。

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木版は菊唐草文様を使いました。

紙は適度に湿しています。
これは、紙が水分を含んでの伸びることにより
摺りの時に、紙がしわになるのを防ぐ為です。
また、乾いた紙に摺るよりも絵の具の付きが良くなります。
映像では、新聞を湿し、その間に摺る紙をはさんであります。
乾燥を防ぐ為さらに、ビニールのシートで包んでいます。

浮世絵のように同じ紙に数色摺る場合は、布を湿して
全体を覆うようにします。
紙が湿っている時間が長いので、通気が悪いと紙に悪影響がでます。

ここでは、湿してから一度摺るだけなのでビニールシートでも
大丈夫です。

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作業台はこのようになっています。
今回は全体が見えるように撮ってみました。
まだ編集がうまく出来ず、ただ撮っただけの映像になっています。
お許しを!

木版画

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石崎浩さんと言う方がおられます。
茨城県の伝統工芸の職人さんを木版画で表現されています。

一件一件、ご自分で職人さんの工房を訪ねて回り、丁寧にお話を聞いて
取材されたそうです。

昨年の郷土工芸展でお声をかけて頂き、私も版画にして頂きました。

この度、今まで製作された多くの版画を展示することになったそうです。
頂いた案内状には、なんと版画にして頂いた絵が使われていました。
感激です。

お一人でも多くの方が会場を訪れて下さいますよう、願っています。

    2014年5月27日(火曜日)~6月1日(日曜日)
              5月30日は休館日

            茨城県立図書館 ギャラリー
              平日9時~20時  土日9時~17時

                  (ブログへの掲載はご本人の許可を頂いています。)

現代女流100人展

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今年も現代女流100人展にて料紙製作の実演を行います。
会場の出口に、書道用品の販売コーナーがあります。
そこに筆、墨、硯、紙などの各種業者さんが出店します。

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写真は昨年のものです。
昨年は、箔装飾の実演を行いました。
今年は継紙を作ってみようと思っています。

会期中、お立ち寄り頂けましたら嬉しく存じます。
よろしくお願い致します。

私は、毎日売り場に居ります。
お気軽にお声をかけて頂けるとうれしいです。

現代女流100人展

平成26年5月8日(木曜日)→12日(月曜日)
日本橋高島屋8階ホール
午前10時~午後7時30分  最終日は午後5時30分まで

書道用品販売コーナー  翠祥堂(すいしょうどう)にて

楢材(ならざい)の仕入れ

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楢の木を仕入れました。
皮をむいて、釜で煮出し、茶色の染料になります。

近所の建設業者さんの土場をお借りして、かたづけるまでの間
置かせてもらっています。

もともと椎茸栽培用の原木なので、放射能の測定結果と
基準値以下であることの証明書が付いてきました。
原木栽培に取り組む方々のご苦労が、思い起こされます。

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近くに推定樹齢300年の山桜が有ります。ちょうど今見頃です。

桜を眺めながら、材木のかたづけを始めようと思います。

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