平安時代に唐の国から輸入されたので、「唐紙」と呼ばれています。
一般に唐紙というと、襖に張る建築用の紙を指して言いますが
書道用の唐紙も製法は同じです。
あらかじめドーサを引いてにじまないようにした紙に、胡粉を
引いて下地を作ります。
そこに木版を使って雲母で模様を摺ります。
粘葉本和漢朗詠集、寸松庵色紙、本阿弥切、元永本古今集など
様々な古筆に使われている料紙です。
始めは輸入したものを使っていたようですが、平安時代末には
和製の唐紙が使われるようになっているのだそうです。
写真上は菊唐草、写真下は苺唐草と呼ばれています。
文様に関しては、同じ文様でも様々な名前があるので
何が正しい呼び方なのかは、わかりません。
次回は、唐紙の下地作りの話をしようと思います。
こんにちわいつも楽しみにしています。今回は唐紙ですか~。雲母の輝きが美しいですね!角度によって光り方も変わって見えて本当にすてきですよね^^。
次回の下地作りも興味あるのでわくわくしてまってます。
sho*uc*13さん、ありがとうございます。
雲母の光の変化は、何とも言えないものがあります。
もっと、写真をうまく撮りたいのですが。
次回、頑張ってアップします!
昔はあまり好きではなかったのですが、今は凄く魅かれます。
墨で書くと線を生かし、明るい空間を出してくれますね!
職人の力が大きいと思うのは、私だけでないと思います。
いつもありがとう!
先日はお会いできて良かったです。
書いた感触が加工によって変わるので、「書の線を生かし」と
いうのは果て無き課題です。
唐紙素敵ですね。
今日からブログ始めた梅花といいます。
お気に入りに登録させて頂きます。
紙は好きで良く買っちゃって。保管に困っています。
梅花さん、御訪問、コメントありがとうございます。
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