かな料紙 - 小室かな料紙工房 -

伝統的製造方法で、書道用かな料紙を製作しています。このWebサイトでは、製作に係わる職人の立場から、かな料紙の作り方や種類など説明したいと思います。

メニュー

野毛を作る その1


箔の装飾に野毛は大切です。
元永本古今集など、古筆に多く使われています。

野毛は細く切る前に箔を何枚も合わせる「箔合わせ」をします。
箔合わせは
 ・熱で合わせる方法
 ・ドーサ液で合わせる方法
の二種類の技法があります。

今回はドーサ液で合わせる方法をお伝えしたいと思います。

最初に作業用の板に半紙を貼り付けます。
縁だけ糊を付けて中央は浮いた状態です。
半紙はあらかじめドーサが引いてあります。


次に、合わせる箔で、「あかし箔」を作ります。
箔の間紙にバレんで油分を軽く付け、箔が紙に張り付いた状態を作ります。
「あかし箔」については、ここで詳しく説明するよりも
検索して頂いた方が、より詳しく説明されているので、お薦めです。

手軽に「あかし箔」を作る方法として、あかし用のロウ紙が販売されてます。

 

板に張り付けた半紙にドーサ液を引き、あかし箔を使って
一枚づつ貼り付けます。

ここで、1日から2日乾かします。

さて、続きは次回。

コメント

コメントをお待ちしております

展覧会のお知らせ

工房日記

アーカイブ