砂子は箔をフルイで細かくして作り、
筒で紙の表面に撒いて装飾します。
今回はカスミと言われている振り方をする筒のお話です。
昨年、7月2日にも一度取り上げています。
こちらも良かったらご覧ください。
今まで使っていた筒を思い切って作り直しました。
張ってあった布を外して形を整え、新しく張り直しました。
張ってあるのは絵絹です。これが今のところ具合が良い!
今回は2ミリ幅から3ミリ、4ミリ、5ミリをそれぞれ金と銀で8種類製作。
父が使っていた筒もきれいにして使えるようにしました。
使い込んでいるので側面は振るときにたたいたクボミが付いています。
これでアップで撮影しても耐えられる仕事ができるでしょうか?
古典には様々な形のカスミ振りがありますが、
どれだけ近い表現ができるか、まだまだ先は遠いです。
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