かな料紙 - 小室かな料紙工房 -

伝統的製造方法で、書道用かな料紙を製作しています。このWebサイトでは、製作に係わる職人の立場から、かな料紙の作り方や種類など説明したいと思います。

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扇子のお話


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深津扇子店さんに扇子のお話をお伺いしました。

工房にお邪魔して、いろいろと教えて頂きました。
興味を持っていて、一度お話を、と思っていたので
楽しいひと時でした。

写真は、男持ち七寸五分の扇子です。

印象に残ったお言葉。
「扇子は、閉じた状態でも開いた状態でも美しくなければならないのです。」

手に取ってみて、良さを実感しました。

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開いてみました。
まさに、「江戸の粋」です。

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こんな貴重な映像も。
仕立てる前の扇子の骨です。

綺麗です。

仕舞扇 (能で使います。)
舞踊扇 (日本舞踊で使います。)
飾扇 (飾るための扇で、片面だけの装飾です。)

など、用途に応じて様々な扇子があります。

かな料紙を使った、飾扇を作ってみたいと思っています。
相談に快く応じて頂きました。

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猫さんが歓迎してくれました。
体格の良い猫さんでした。(8kgあるそうです!)

コメント

  1. 徳橋恭子 2014.10.09

    料紙の扇。素敵です!実現したらぜひ欲しいです!扇面は短冊と共にバランスが難しいです。

    大きな猫さんですね。
    懐かれて足痺れませんでしたか(笑)
    ご自宅のシャムさんと同じですか?

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      小室 久 2014.10.09

      徳橋様、ありがとうございます。

      確かに、扇面はむずかしいですね。何とか取り組みたいと思っています。
      魅力を感じます!

      猫さん、乗った時に「痺れますよ!」と言われました。
      大丈夫でした。
      写真ではわかりませんが、あごの下と前足の先が白いです。

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