工房の紹介

創業者小室徳(1899～1985)は、東京で古筆の複製事業に参加していました。
そこで同じ事業に加わっていた染色職人、木版画職人、箔加工職人などの方がたから、手ほどきを受け技術を学んだそうです。
大学教授や書道家の先生方からのご指導で、一人ですべての工程を手掛けるスタイルで、かな料紙の製作をするようになりました。
戦火で東京での仕事が難しくなり、生まれ故郷の現在の地に移り工房を開きました。
小室義久(1931～2011)、小室久(1962～)と受け継ぎ、現在に至っています。