工房の地域で民生委員をされている方に
お会いしました。
高齢者のお宅訪問。
母が79歳になるので、寄って下さいました。
お持ちのキーホルダーがなんと、イノシシノの牙!
それもご自身で作られたとの事。
イノシシの駆除をされているそうです。
イノシシの牙は、オスだけに付いています。
なかなか大きくならないらしく、
写真の牙は、100キロを超えるイノシシのものだそうです。
牙の三分の二以上は、体内に入っていて
先が少し出ているだけ。
実際の採取は、頭骨を砂に埋めて
白骨になるのを待っている。
土だと茶色くなってしまい、仕上がりが悪いとのこと。
私の持っている仕事用の牙と比べてみました。
これも60キロ以上のイノシシだそうです。
1000年以上も昔から使われている仕事の道具と聞いて
驚いておられました。