胡粉で染めた紙に、木版で雲母を摺ります。
雲母はフノリと膠でといであり、刷毛でタンポに
付けているところです。
手前のバットに雲母の絵の具が入っています。
硯用の保温器が丁度良く、使い勝手上々です!
今度は、タンポで木版に丁寧にムラにならないように雲母の絵の具を
付けます。木版は、あらかじめ湿しておいてから使うようにします。
版木に紙を乗せるところです。
版画はふつう右見当で紙を版木に乗せます。右手の角に合わせて
ということです。
料紙の加工は、表右見当なので版画で紙を乗せるときは裏返しに
なるので、左見当になります。
どうでもよいような話ですが、見当はけっこう重要なものです。
あと一つ、紙はしっかり持たない!胡粉は手の油を吸いやすいので
作業の時に気を付けなければならないことです。
軽くひっかけるような感じ、でしょうか。
最後の摺っている写真は、プロフィールに使っているのが
続きです。
襖の唐紙は手のひらを使って摺っていますが、私は、バレンを
使います。
何気なく書いてるけど難しい作業だよね。秘伝的なこともあるし、やってみないと分からないことがたくさんあるから、職人の世界は本当に奥が深く限りがないことを感じます。見当…これって聞けばわかるけど、こんな事を思いついた人も発見した人も凄いと思います。
いつもありがとう!!
職人の間では当たり前に行っていることでも、意外と
知られていない事ってあるのかもしれませんね。
些細なことでも、書いてみてること。気を付けてみます。
秘伝というと、ちょっとおおげさかなぁ。(笑)
おはようございます
いつ拝見しても興味深く、楽しいです。
一度実際に見学できたらなぁと思っています。
崖さん、ありがとうございます。
ぜひ、一度見学にお出かけください。
あまりの山の中で、驚かれると思いますが。
おはようございます♪
幾重にも工程があるのですね。次はどんなだろうという楽しみもあり
順番の工程の中のここかぁと思いたい自分がいます。
工程表があると分かり易いかもしれませんね! ごめんなさい。
また偉そうに・・・。気になっちゃって。私も見学したいです✩
着物の染色とか、こういう職人さんの作業って興味あります♪
大変でしょうが・・・。
1.木の皮の削り
↓
2.○○ とか・・・ さて何番迄あるのだろう・・・楽しみ♪
怜花さん、ありがとうございます。
ぜひ、お出かけ下さい。
確かに、工程表はあるとわかりやすいですね。
説明に工夫をしたいと思います。
本当にすごい世界です。素人の私にはわからない部分がありますが、未知の世界、いつも興味深く拝見させてもらっています。
mis**_26さん、ありがとうございます。
続けて興味を持って見ていただけるよう、投稿していきたいと
思っています。