第37回日本書展を見にいきました。
会場で、お世話になっている先生が
「あなたのおじいさんの料紙が出ていますよ」
と、案内して下さいました。
昭和59年一月に三越本店にて展示された
昭和天皇の御製を中島司有先生がお書きになった作品でした。
料紙は前年の製作だそうです。
私の工房は祖父 小室徳が創業者で、私は料紙匠の3代目になります。
工房には祖父の製作した料紙がほとんど残っていません。
なので、こうして作品になった料紙を見る機会があると
特別の思いがあります。
部分の拡大です。
日本書展は今月11日までです。
お時間ありましたら、ぜひお出掛け下さい。
現代書道研究所の佐伯司朗先生には、ブログへの掲載を
快く許可して頂きました。
ありがとうございました。
感無量ですね。
お祖父様の手仕事をお父様を通し、更に未来に繋げて行く。
伝承する事の大切さを痛感する思いです。
徳橋様
ありがとうございます。
どのような形で、次の世代に繋いでいけるか。
これからの大切なテーマです。
どのように展開していけるか、前向きに
取り組んで行こうと思います。